ずっと「新居昭乃についての考察」と書いてきたが、
本当は「新居昭乃の作品についての考察」と
書くべきなんだろうな、、



今までアルバム毎ごとに
デザインや
歌詞や
曲調について
書いてきたわけだけれども、
単に
・作品に対して抱いたイメージ
・そのイメージの元になる部分・構成をどう作っているか
・作者が発信するものの世界観・空間の広がり
を書き留めているだけで、
「良作」だとも「駄作」だとも書いていない。
「批評」でもなければ「批判」でもない。
ただの個人的な考察に過ぎない。



ここでこうやって書いてるのは
「発信されたもの」に対して抱いた
世界観・価値観・空間を
後になったときに忘れないためである。
多少なりとも表現が
大袈裟だったり
抽象的だったり
する部分はあるけれども、
それは、常に
「これは作品の断片的なものでしかない」
という意識があるからである。
発信された作品はあくまでも
その作品をつくる世界・空間の断片である
と考えている。
「その先」を考えたり、「他の形で変換」する
のは受信側の役割である。



作者の意図していたものと違うかもしれない。
でも、ここで受信したものが今後の発信に繋がると私は思う。